院内のご紹介
診察室 / 処置室
診察室は、各種検査機器とネットワークで繋がっており、検査後すぐに画像データをコンピュータにより確認することができます。過去データとの参照や比較も簡単に行え、的確な診断に役立っています。
検査
レントゲン(胸部X線)、心電図、血圧脈波、ホルター心電図、超音波エコー検査などの医療データは、スタンドアロンサーバーへと保存され外部との接続はできません。不正な侵入を防ぎ大事なデータを守るよう管理されています。
- レントゲン(胸部X線)
- 胸のレントゲン検査(胸部X線検査)により、肺炎などの肺の病気や、心臓の大きさ、形等を観察し、心臓の状態を診断することが出来ます。
- 心電図検査
- 心臓から出ている微弱な電気信号を体に貼り付けた電極により読み取り、心臓の病気の有無を検査します。読み取った信号は波形によって表され、瞬時に送られた診察室のモニター画面で診断を行う事が可能です。データはすべてコンピュータに保存されていますので、以前のデータと比較することも簡単に行なえます。
- 血圧脈波検査
- 心臓から押し出された血流による拍動が手や足に届くまでの速度を測定したり、足首と上腕の血圧の差を比べることで血管の硬さ(動脈硬化)や血管の詰まり(血管狭窄)を検査することが出来ます。生活習慣病対策に最適の検査機器です。
- ホルター24時間心電図
- 動悸、めまい、意識消失などを生じる不整脈に対して、また、夜間就眠中に発症しやすい冠攣縮性狭心症(夜間早朝時の胸部痛)の検出に有効な検査です。運動や入浴など日頃の活動に支障なく、心電図を一日中記録できます。
幅6.2p 高さ6.5cm 奥行1.8p 重さ約78g
- エルゴメーター運動負荷心電図
- 狭心症や心筋梗塞(虚血性心疾患)の診断や冠動脈形成術、バイパス術術後の評価として重要な検査です。高齢者や腰痛症、膝関節症の患者さんに対しても優しく、安全に行うことができます。また、不整脈の評価を目的として行うこともあります。
- 心電図モニター付除細動器
- 重症不整脈の急性期発症に対して心電図をモニターしながら、AEDと同様に、迅速に除細動を行うことができます。また、心房細動や頻脈性不整脈の救急時にモニターしながら抗不整脈薬の投薬治療を行う為に活用されています。
- 簡易ポリグラフィー検査
- 睡眠時無呼吸症候群の診断や治療の評価に用いられ、迅速かつ簡便に行うことが可能です。 近年、高血圧や糖尿病の悪化や心不全の悪化、不整脈の出現に睡眠時無呼吸症候群は関与しているとされており、日中の激しい眠気や集中力の低下などを自覚される方は検査を受けることをお勧めします。
- 呼吸機能検査(スパイログラフィー)
- 肺気腫に代表されるCOPDや喫煙者、高齢者の肺疾患(呼吸機能低下など)に対する補助診断や肺機能の評価として用います。
- 超音波エコー検査(心臓・腹部・血管)
- 超音波を利用した心臓の検査を行ないます。心臓の形状や大きさ、筋肉の厚さ、動き方、弁の状態、血液の流れなどを観察し心筋梗塞の有無や心臓弁膜症の有無を検査します。尚、レントゲンとは違い被爆の心配がなく繰り返し行うことができ痛みもありません。浸襲が少なく身体に優しく迅速に画像診断・評価できる検査です。
腹部では肝臓、胆嚢,膵臓、腎臓などの画像を描写し、早期の病巣診断が可能です。また腹部大動脈瘤の診断や評価に対しても活用されています。血管に関しては、頚動脈や下肢動脈の動脈硬化の診断や程度の評価が可能です。また、下肢静脈の血栓症やリンパ性の下肢浮腫の診断や静脈瘤の評価が迅速に行うことができます。